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ポジションの決め方 [フォーメーション][SR][戦術]
2009/06/25(Thu)
前回のローテーションの応用編として
今回はポジションの決め方について
考えてみたいと思います。

まず最初にお断りを・・・

バレーボールの基本形として下の二つがあります。

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左をバックオーダー
右をフロントオーダーというのですが
見た目の違いとしては
レフトとセンターのポジションが逆であるということです。
セッターを軸として考えてみると
セッターの次のサーブがレフトの選手である場合をバックオーダー
(言い換えると後衛の選手が左からレフト・ライトセンターと並んでいます)
セッターの次のサーブがセンターの選手である場合をフロントオーダー
(前述とは逆に図の一つ前のローテーションの前衛が左からレフト・センター・ライトと並びます)
という分け方になります。
(括弧()の中が本来の名づけの理由だったと思います・・・確か。汗)

この2つの特性についてはまたいずれという事にして
今回は現在ポピュラーな形であるバックオーダーについて考えて行きます。


それでは話を戻して・・・

まず現代のバレーボールでは一番最初にサーブレシーブが出来る選手がどのぐらいいるか
ということが大きな問題になってきます。

以前のサーブレシーブの形の記事で書いたように
ジャンプサーブを考えると
最低でも3人のサーブレシーバーがいないといけません。
しかし、現在ではリベロが常にサーブレシーブ時には参加出来るため
実際にはサイドアッタカー(レフトもしくはライト)で2人はいないといけないということになります。

余談になりますが
リベロは必ずしもセンターと変わらなければならないというわけではありません。
以前も書きましたが
センターの選手はレベルが高くなるにつれ高さが必要になってきます。
よって細かい動きが苦手な選手がどうしても統計的に多くなってくるというのは
仕方のないことかもしれません。
センターにリベロを使わないチームは現在ではやはり少なく
Vプレミアではシーガルズのみですね。
国際レベルになるとキューバ女子は少し変則的な使い方をしていました。
ハイレベルな男子チームでは非常に稀だと思われます。

また戻りまして・・・

以上のことからリベロはセンターと交代という一般的な形でお話を進めて行きます。

もちろんレフトの2選手とライトの選手の3名+リベロがサーブレシーブが出来ると
フォーメーションを作ったりするのには楽だと思います。
しかし実際にはなかなかそうは行きません。

そこでまずサーブレシーブから考える方法から行きます。

20

いきなりめんどくさそうかもしれませんが・・・。
3人でサーブレシーブをすると考えた時の
その3人のメインレシーバーのポジション
を図にしてみました。

図の説明からしますと
左上がローテーション名
その下にはそのローテーションのベースポジションを記してます。
またセッターの次にサーブを打つレフト選手
(言い換えるとR1(S1)の時に前衛ライトにいるレフト選手)
をスモールL→l
その対角のレフト選手をラージL→Lと記しました。
そして3つに分けているのは
上段から
リベロ+lとRの選手がサーブレシーブをする時
リベロ+LとRの選手がサーブレシーブをする時
リベロ+lとL(両レフト選手)がサーブレシーブをする時
ということです。
また括弧()の中のものはこちらでも可能ですが(アタックのことを考えると)あまり現実的でない
ポジションをさします。
更にもう少し他にもあるんですが
レフトの選手はなるべくレフトから
ライトの選手はなるべくライトから打つように組み立てています。

(補足の図:上の図を説明するためのものです。)
46

サーブレシーブをする時
やはりセンターポジションでサーブレシーブをするというのは
プレッシャーにもなります。
これは選手にもよるとは思いますし
バレーのレベルにもよりますが
やはりジャンプサーブではコート中央に行くことが多いと感じます。
そしてセンターポジションの選手が積極性がないとお見合いが多くなるとも言えます。
サーバーの得意なコースやハイレベルでは打つコースを確実に狙い強く打てるようになり
あまりこだわる必要がないかもしれませんが
考え方の一つとしてお読み下さい。

これを見ると
上段(リベロ+l+R)ではリベロがセンターポジションになるのは4回
(上段R1(S1)、R3(S5)、R4(S4)R5(S3))
中段・下段(リベロ+L+lorR)では3回となります。
(中段R2(S6)、R3(S5)、R4(S4)・下段R1(S1)、R2(S6)、R5(S3))
たかが一回ですがされど一回です。

更にR選手は上段・中段でもセンターポジションが一回ずつですが
(上段R6(S2)中段R5(S3))
上段ではl選手はセンターポジション一回ですみ
(上段R2(S6))
中段ではL選手がセンターポジション二回となってしまい
(中段R1(S1)R6(S2))
ライト選手がサーブレシーブに入るのであれば
l選手にサーブレシーバーを入れたほうがバランスが取りやすく(l選手がセンターポジション1回ですむため)
L選手にサーブレシーバーを入れるならL選手に能力の高さが必要となるわけです。(L選手がセンターポジション2回となるため)

また前の記事に
「対角の選手は似たもの同志が良い」ということも書きました。
そうするとサーブレシーブをする選手が対角にいるというのもこれに当てはまります。
実際に現在では(特に男子で)こちらのほうが主流になっています。

よって下段を選んだ場合
l選手はセンターポジションを2回
L選手はセンターポジションを1回
ということになりl選手の方が能力が高いとバランスがよく組み立てることが出来ます。


かなり長くなりましたが・・・

これからまだアタックについても考えて行きます(笑)

まずレフト選手から考えます。
l選手とL選手の大きな違いとして

?l選手が前衛の時に2枚(セッターが前衛)の時が多い。
?l選手はR1(S1)の時サーブレシーブからライトで打てた方が良い。

まずは?ですが
枚数が少ない分前衛での決定率が高いということが必要になります。
色々と条件はありますが
ライトの選手のバックアタックが打てるかによってもここの比重は大きくなります。

また高校男子レベルや国内の女子レベルなどでは
バックアタックの決定率というのはそれほど高いと言えません。
そのような場合ライト選手の能力の有無はともかく
l選手の前衛の攻撃能力の補助としてL選手のバックアタックの能力があるのか
ということにもなります。

例えばレフト選手のA・Bがいるとすると
A選手はあまり前衛での決定力はなくバックアタックも打てない。
B選手は前衛での決定力は十分だがバックアタックはそれほど強くない。
とすると
A選手をLの位置、B選手をlの位置に置き
前衛での攻撃をメインとして考え
2枚の時B選手の前衛での決定力に賭け
A選手の決定力の低さ3枚という数で補う
と考えることが出来ます。

しかし
B選手が前衛でも後衛でも高い決定力を持つ選手であれば話は変わります。
そういった場合
A選手をlに置き2枚の時B選手・ライト選手のバックアタックで補い
B選手をLに置き3枚の時ライト選手と共に点数を稼ぐ
といったことが出来るようになります。

こういったことから
女子のVプレミアでは
Lの位置に外国人選手を置くことが多くなっています。
男子の場合はライトに外国人を置くのがポピュラーですね。

そして?についてが意外とネックになってきます。
R1(S1)の時にスタックやシフトや?を走らせるといった表現を使うのですが
サーブが打たれた瞬間にライトの選手もしくはレフトの選手が走って元の位置に戻る
という作戦もあるのですが・・・これは抜きにして。
(またこれも今度説明します)
ライトから打つのが苦手なレフト選手
レフトから打つのが苦手なライト選手(特にサウスポーなど)
というのは案外多くいます。
そういった場合も考慮しなくてはなりません。

次はライトについてです。
ライトには対角がセッターとなるため
ある意味ライトの選手は自由性があるとも言えます。
この言葉に執着があるわけではありませんが
似たもの同士と考えると
トスの専門家の対角に何か専門性を持った選手を置くというのがある意味セオリーでしょうか。

ライトには大きく分けて2つのタイプを置く場合があります。
?ユーティリティーや女子的ライトと呼ばれる選手
?オポジットやスーパーエースと呼ばれる選手

?では大体レシーブの専門家としての役割を大きく持たされている選手です。
女子的というのはある意味差別的かもしれませんが
女子バレーにおいてはまだこちらのタイプの選手が多いということも理由にあげられます。
サーブレシーブやスパイクレシーブを拾い
時には2段トスの役割を
欲を言えば時間差や速い攻撃を使い相手をかき回す役割を担っています。
最初のサーブレシーブのことからも
フォーメーション的にはライト選手にサーブレシーブをしてもらった方が
組み立てやすいという考え方もあります。
器用な選手であるとも言えると思います。

?ではスパイクの専門家として役割を持っています。
オポジットとスーパーエースの意味の違いはさておき
?とは違いサーブレシーブを基本的に免除される選手で
とにかく得点能力を持っている選手です。
そしてバックアタックの決定力も必要とされます。

この2つのタイプは選手としても正反対ですが
そもそもの考え方も正反対です。

?の選手は得点能力があまり高くないため
常に前衛に行った時は3枚であるセッター対角に置いておき
レフトとセンターの得点能力にある意味依存している感があります。
よって後衛に行くとバックアタックを打つという役割よりは
2枚になってしまうためレシーブに専念しなるべくセッターにボールを返し
攻撃しやすい状況を作るという役割があります。
しかし?の選手は前衛の時はもちろん
後衛からもバックアタックに常に参加し
擬似的な3枚攻撃を常に仕掛けようということです。

よってバックアタックでも高い決定力を持つ
男子のVプレミア以上のレベルや女子の国際レベルでは
?のライトを使うことが多く
バックアタックの決定力があまり高くない日本の女子や高校男子などでは
?の場合を多く見るとも言えます。

レフトも含め
どちらがベストかとかどちらの方が強いかというのはなく
それぞれの利点・欠点をよくつかみ
チームにあったものを選ぶのが必要になってくるのです。





長くなりましたが
最後にセンターを。。。汗


センターも2つありますが
セッターの前にサーブを打つ選手
(R1(S1)の時後衛のセンター)
をスモールc→cとし対角をラージC→Cとします。
もちろん大きな違いはcの選手の方が2枚の回数が多いということです。

センターではブロックが大変重要視されます。
相手のトスがレフトに行ってもライトに行ってもセンターはトスの上がった方に動き
毎回飛んでいるからです。

ブロックの方から考えると考え方は2つあります。
これは決めるのが難しいのですが
cの選手はセッターの隣いることがCより多いのです。
基本的にセッターというのはあまり大きくないこともあり
ブロックの低い選手が多いです。
よって

?それを補うためにcの選手に良いブロックのセンターを入れる
?セッターが低いとどっちにしろ止まらないのであれば
 ライトアタッカーの隣のCに良いブロックのセンターを置くことでそちらで畳み掛ける
という考え方です。

またアタックにおいては男子と女子とでは役割が変わってきます。

女子の場合ブロードという片足の打ち方があります。
これはセッターが前衛の時に使うことが多いため
ブロードの出来る選手をcに置くことが多いですね。
また女子の場合
セッターが前衛の時にライトでブロックを飛ぶとそのままライトに下がり
ライトで少し高めのスパイクを打つチームもあり
オープントスやミドルトスを打つ能力のある選手をcに置くことも多いです。
逆にCにはAクイックなどの両足ジャンプのクイックが得意な選手を置くようになります。

しかし男子ではブロードを使うチームはあまりいないので
単純に2枚の回数が多いcに決定力のある選手を置く場合が多いですね。

もちろん
クイックの決定力は高いがブロックが不得意な選手
などブロックの?の方をしたいがアタックが・・・というような場合もあり
そこは総合的なチーム事情から判断されます。




・・・ということで
今回は長くなりすぎました。
読みにくくなりました。汗

間違い等ありましたらご指摘いただけたらと思います。

今回は一般的な決め方を書きましたので
当てはまらないこともありますが
その辺はご了承を。
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コメント
- こんにちは -
いつも楽しみに観させて頂いています。

今年から高校女子のバレー部監督をすることになり、市販の指導書はあらかた買い漁り、暇があればユーチューブやらなんやらで動画を見て独学で勉強しています。

管理人さんの解説、丁寧で僕は好きです。図をもう少し分かりやすくしていただけるとなお嬉しいです。

ポジションの決め方で「セッターの対角ライトに専門家を」という考え方は参考になります。うちのチームは152cmの選手がセッター対角に入らざるをえません。サーブがいいのでリベロではなく彼女をレシーバーとして育てたい。そこでフロントコートに彼女が回ったときのポジション取りなど、教えていただけたらな・・・と思いました。
偉そうに主張して申し訳ありませんでした。
2009/07/05 22:49  | URL | 新米監督 #-[ 編集]
- Re: こんにちは -
初めまして、新米監督さん。
コメントいただきありがとうございます。
読んでいただけてこちらとしても嬉しい限りです。

・・・やっぱりわかりにくいですよね?汗
具体的に言いますとどういったとこが特にわかりにくいでしょうか?
この記事で言うと2枚目の図とかでしょうか・・・。

今後の参考にもしたいのでよろしければご意見いただきたいです。
後述の件ですがこちらで私なりに考えてみました。
ご参考になればと思います。
http://chappy0724.blog66.fc2.com/blog-entry-14.html

監督業これからも頑張ってくださいね。
2009/07/06 09:50  | URL | chappy0724 #-[ 編集]
-  -
「図の説明からしますと
左上がローテーション名
その下にはそのローテーションのベースポジションを記してます。
またセッターの次にサーブを打つレフト選手
(言い換えるとR1(S1)の時に前衛ライトにいるレフト選手)
をスモールL→l
その対角のレフト選手をラージL→Lと記しました。
そして3つに分けているのは
上段から
リベロ+lとRの選手がサーブレシーブをする時
リベロ+LとRの選手がサーブレシーブをする時
リベロ+lとL(両レフト選手)がサーブレシーブをする時
ということです。
また括弧()の中のものはこちらでも可能ですがあまり現実的でない(アタックのことを考えると)
ポジションをさします。
更にもう少し他にもあるんですが
レフトの選手はなるべくレフトから
ライトの選手はなるべくライトから打つように組み立てています。」

「これを見ると
上段ではリベロがセンターポジションなのは4回
中段・下段では3回となります。
たかが一回ですがされど一回です。

更にR選手は上段・中段でもセンターポジションが一回ずつですが
上段ではl選手はセンターポジション一回
中段ではL選手がセンターポジション二回ということにより
ライト選手がサーブレシーブに入るのであれば
l選手にサーブレシーバーを入れたほうがバランスが取りやすく
L選手にサーブレシーバーを入れるなら能力の高さが必要となるわけです。」

以上のところがちょっとわかりにくくて・・・。図はバックの選手のポジショニングって事なんですよね。
この辺りがもう少し分かりやすければ!!と思いました。

バレーボール初心者の監督なので、基本的なことになりますが、図のポジショニングは自チームがサーブして(もしくは相手からのサーブレシーブ後)ボールがインプレーになったあとのポジショニングという風に解釈すればよいですよね。
2009/07/10 23:48  | URL | 新米監督 #-[ 編集]
- Re: タイトルなし -
たびたびすいません。。。
この記事は特に伝えるのが難しくて・・・。

少し書き足してみましたがいかがでしょうか?

>図はバックの選手のポジショニング
「バック」と限定ししているわけではありません。
そのチームで3人固定でサーブレシーブをするという設定で
この3人が6ローテーションでサーブレシーブについてどの配置につくか
ということをあらわした記事ですので・・・
>図のポジショニングは自チームがサーブして(もしくは相手からのサーブレシーブ後)ボールがインプレーになったあとのポジショニング
というよりかはこの記事での特に「 」でご指摘いただいた部分は
サーブレシーブの時のお話とお考え下さい。
サーブレシーブの際には
「この選手より右だ後ろだ・・・」ということがあるので
そのアウトオブシステムをかいくぐってのポジショニングを表しています。

またわからないことがあれば気軽にコメントいただけたらと思います。
色々とご指摘ありがとうございました。参考になりました*
2009/07/11 16:49  | URL | chappy0724 #-[ 編集]
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