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2セッターと3セッター [戦術][フォーメーション][バレー用語]
2009/07/21(Tue)
今回はセッターの応用編ということで
2セッター(ツーセッター)と3セッター(スリーセッター)について書いてみます。

そもそも複数セッターを入れるという根本的な目的は
常に前衛で3枚攻撃をしかけたい
というものにあります。

2セッターに関しては
有名なのはキューバ女子ですが
最近では順大が今年は2セッターを使って話題(?笑)になってます。

2セッターというのは
トスが上げれて打てなければいけません。
ライト対角にセッターを2枚置き
前衛に行ったものがアタッカーに
後衛に行ったものがセッターにということになります。

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ただ上に挙げた2つのチームにも言えることですが
「トスが上げれてスパイクも打てる」という考えからこのフォーメーションを敷くよりは
「スパイクが打ててトスも上げれる」という考えでしょうか。

セッターにアタックを覚えさせる
というよりは
アタッカーにトスを覚えさせる
という感じ。

そのため実際に試合を観たり
上のリンクのそれぞれの選手のコメントにもありますが
トスが打ちにくそうで少し苦労している印象を受けます。

2セッターにすることでもう一つ特徴的なのが
トスワークです。
2人がセッターをするわけですから
戦術が偏りません
しかし逆を言えば一貫性がない
また3ローテごとにセッターとアタッカーが入れ替わるので
選手がトスワークに関して混乱しにくくなります
アタックの調子が悪いとトスの調子も悪くなるなど
悪循環になることもあります。

そしてセッターが2人というのはその他のアタッカーにも影響を与えます。
やはりいくら一緒に練習しているとしても
選手によっては打ちやすいトスを上げるセッターとそうでないセッター
ということが生まれてしまいます。
それを回避するためかキューバ女子のセッターは
ほとんどジャンプトスをしません。
相手ブロッカーを振るためのトリッキーな上げ方ではなく
なるべく丁寧にという方針なのだと思います。

2セッターに関しての利点欠点はこんなところでしょうか。


そしてあまり聞きなれないかも知れませんが
3セッターというのもあります。

最近では共栄高校女子バレー部がやっていましたし
これまた順大が東日本インカレで使っていました。
(いつも古い記事にばかりすいません)

しかしこの2つは根本的に違います。
勝手に名付けるならば
共栄はトライアングル型
順大は2セッター+1型
でしょうか。

図に表すと両チームのセッターの配置は以下のようになります。

62
※右が共栄、左が順大

まずは共栄のトライアングル型ですが
正直これをみた時「なるほど!」と驚きました。
直接試合を観た訳ではないので(確かバレマガで観たと思います)
もしかしたら間違いがあるかもしれませんが
これはアタッカーがセッターをやる際に難しいところを回避するため
だと思われます。

それは前回の記事でも書いたペネトレーションです。

前回の記事でも書いたようにR3(S5)・R4(S4)でのペネトレーションは難しくなります。

そこで三角形にセッターを配置することで
R3(S5)でのセットアップを避けることに成功しています。
図に表すとこうなります。

63

三角のマークの選手がセッターをやるのですが
R3(S5)に行く前に次のセッターが上がって来るため
その選手をセッターに出来るんです。

それだけ?と思うかもしれませんが
セッターに慣れてない選手がこのポジションを免除されるのは
すごく気が楽になると思います。

またそれぞれが2ローテしかトスを上げないのでプレッシャーにならないというのも言えますが
やはりアタッカーにとっては苦労も多いと思います。
ただこのフォーメーションではセンター、レフト、ライトそれぞれの選手がセッターを行うことになり
リベロの交代やスパイクなどかなり複雑かつ
なかなかこれを適用できるチームはないんじゃないかとも思います。


さて順大の3セッターですが・・・いつものように長くなりましたね(汗)

これはこのチームならではだと思います。
この3セッター制での試合は直接観てないんですが
大学男子バレーはたまに観るので知っている大体の選手特徴から推察すると
これはR1の位置に入る渡辺くんの使い方のジレンマだと思います。

この選手が3人の中で第1セッター(メイン)として使いたいが(もちろん元々はアタッカーです)
レシーブもリベロをするぐらい上手い選手なので
サーブレシーブでもなるべく使いたい
というところから来ているのだと思います。

もう一つは渡辺くん(R1)の対角に入ってるR3の選手(竹浪くん)が
セッターデビューで不安があるためあまり多くセッターをやらせたくない
というのもあるのでしょう。
セッターが変わるのはこんな感じ。(多分)

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dhalmelさんも書いていますが
R2(高橋くん)が後ろに行くとすぐリベロと代わる時もあるようなので
おそらく状況によって普通の2セッターのようなこともしたのでしょう。
春を観る限りR2(高橋くん)もあまり安定していなかったので。

これも特異なチームでしか無理かも知れません。
元々R2(高橋くん)はセンターですし
R1(渡辺くん)のジレンマ
R3(竹浪くん)の育成
様々なことが重なりこうなったんだと思います。


やはり3セッターをする理由の一番は
「アタッカーがセッターをやるのだからセッターの数を増やして質を上げるより量でカバー
ということからなっているように思います。


・・・本当はもう一つ3セッターを紹介しようと思いましたが
あまりにも長くなり過ぎたので機会があれば紹介したいと思います(汗)

次は何のネタにしましょうか・・・。
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