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サーブレシーブの形 [フォーメーション][SR][戦術]
2009/06/22(Mon)
前回アウトオブポジションをやったので
その派生からサーブレシーブのフォーメーションについて書いていきたいと思います。

どうやって生まれたかとか
そういうヒストリー的なことはなしの方向で・・・汗

サーブを打つ側のチームは相手が
サーブレシーブをして攻撃をしてくるまでに
自分のポジションに戻ればいいので
それほど動きに難しさはないのですが
サーブレシーブはアウトオブポジションをどうかいくぐって形を作るかが重要となってきます。

※図について
赤はメインレシーバー
緑はショートボールのみ
青は完全にレシーブ免除
セッターは抜いています。
青や緑の位置はローテーションによって変わるのでご了承を。
(レフト側に行ったりセンターに行ったりね)

まずはW型といわれる一番オーソドックスなもの。
SR1

リベロ制の導入やジャンプサーブが多くなったため
最近ではレベルが高くなるほど使われなくなってきています。
中高生ではまだ使われているところも多く
Vのシーガルズは現在でもほとんどのローテーションで使っています。
サーバーからすると5人全員がサーブレシーブをするので
空いているスペースがないため
スペースを狙ったり相手を動かしたりというよりは
サーブレシーブのあまり上手くない選手を狙うようになります。

しかし5人全員でレシーブするため
正面でレシーブ出来るチャンスが増えるということもありますが
逆にあまりレシーブの上手くない選手も参加しなくてはならないという面もあります。
またレシーブの参加人数が多いことは
選手と選手の間が増えるため
しっかり連携をとらないとお見合いが多くなるという欠点も生まれるわけです。
もう一つはジャンプサーブに対して有効でない点が挙げられます。
速いサーブに対して前後の関係の判断が難しいことが一番で
前に3人という点でも不利ですね。
シーガルズはやっていますが。。。


次はこれからの派生でM型です。
SR2

これは最初のW型を逆にした形で
前より後ろを固めたと考えた方がいいかもしれません。
利点・欠点はW型とあまり変わらないので次に行きます。


次はU型です。
SR3

この形をよく使う代表例がキューバ女子です。
キューバはほぼ全ローテーションでこの形を使いますね。
前衛サイドの選手も助走に入りやすく
(キューバは2セッターのため前衛ライトの選手もかならずアタッカー)
後ろの二人がレシーブが上手いと崩れにくいですね。
08/09Vリーグの女子では久光やNEC、パイオニアなんかも
ローテーションによっては取り入れているように観えました。

ただ一番の欠点が真ん中がぽっかり空くことです。
W型の真ん中の選手がいない形ですが
真ん中の選手が下手に手を出すとその選手が邪魔になることが多くあります。
逆にいなくなるとその部分を取るのに大抵は後ろの2人が取るのですが
どうしても反応が遅れて1ゲームで何回かは大きく崩されたりエースを取られることが多いですね。
考え方としてフローターに対して基本的に後ろの2人が取り
前をせめられないように2人を前に置いているとも取れるのですが
逆に前の二人は中のボールを取るとアタックの助走に遅れるため
行きたからず穴
となってしまいます。
ジャンプサーブに対しては前の二人がもう少し下がり
横一直線に近い形で4人で取ったりしてしのいだりします。


次は3枚型です。
SR4

現在ではジャンプサーブに対してこの形が最もポピュラーになっています。
高校生でもL+サイドの2人でこの形を作りフローターに対しても行っていたりします。
人数が少なくなる分選手同士の間の数が少なくなることが利点と言えます。
裏を返せば下手な選手を省いた結果
こういう形を取るチームも少なくないです。
3人のサイドアタッカーのうち
一人をスパイクに集中させることができる(青の選手)のも特徴の一つです。

ただ人数が少なくなるため前に落とされるボールに対して弱くなったり
1人の選手の守備範囲が広がり
前後に揺さぶるサーブを打ったり特定の選手を狙ったりしやすくなるため
試合中に1人の選手を壊しやすいという特徴もあります。
(以前の全日本女子の木村選手が正にこの結果です)
またローテーション上リベロ以外のサイドアタッカーの選手が
センターでレシーブをするというローテーションでは
リベロをはずしてサーブを打ちやすく
(リベロがレフトかライトと端にいるためサイドアタッカーが並んでしまう)
大量得点を許す場面も。
もう一つよく言われるのが
このフォーメーションが若い世代(中高生)にも浸透したため
サーブレシーブの出来ない選手が増えてしまっているのも現状です。
もちろん勝つためにはある程度仕方ないことですが
大学、シニアとレベルが高くなるにつれて
今までスパイク専門で生きて行けた選手も
強いチームではそういうわけに行かず
苦しむ選手も多くなっています。


次は2.5枚型やL型と呼ばれるものです。
SR5

男子のVリーグレベル以上ではフローターサーブに対して
ほとんどこの形をとっています。
女子でも08/09VではJTが完全にこれを使い
久光やNECなどもこの形を取るローテーションがありました。
3枚型レフトの選手がショートボールにのみ守備範囲を設ける形で
3枚型よりショートサーブに強く
また前衛レフトの選手がスパイクに行きやすいことが
3枚型より良い点です。
青の選手もスパイクに専念できることから攻撃的な形と言えるでしょう。

しかしレシーバーの人数が極端に少ないため弱点も多くあります。
ライト側を守る選手の守備範囲はコート半分に及ぶため能力の高さも必要であり
ジャンプサーブに対しては使えない形です。
また女子のフローターに対してあまり普及しないのは
ネットの高さにも理由があります。
男子に比べ20センチほどが低いため
速く変化するボールに対して2人でコートを守るのには
リベロともう一人の赤の選手のレシーブ能力は
リベロと同じぐらいでないといけません。
男子においても近年
速いジャンプフローターが効果的になりつつあり
このレシーブの形ではきついという考えも持たれつつあるのではないでしょうか。
またショートボールのみ取るレフトの選手に対して
弾道の低い胸の辺りに行くサーブでよく崩される
こともあります。

今回取り上げませんでしたが
この緑の選手(レフト側)が後衛の場合バックアタックに専念し(青選手が二人となる)
完全2枚型という形もあります。

また下の図のように
緑の選手をセンターに置いたりするケースもあります。
(前衛レフトの選手や、後衛の選手、前衛ライトの選手など
 ローテーションによって緑に入る選手は違います)
08/09V女子ではNECやパイオニア、佐和などが使っていました。

SR6


他にも変わった形があったりしますが
今回は一般的なものをあげてみました。

サーブレシーブのフォーメーションに完璧はありません。
かならず利点があり欠点があります。
相手のサーブに対して
自分のチームの能力によって
変えなければいけません。

サーブレシーブの形を見ると
2枚型に参加してないサイドアタッカーがレシーブ上手くないんだとか
W型を使って攻撃よりサーブレシーブを重視しているんだとか
後衛に行くとサーブレシーブをする選手がいるとバックアタックが不得意なんだ
などわかることも増えてきます。

また男子は2.5枚型と3枚型のみを併用するチームが多数ですが
女子は先ほども書いたようにネットが低い分
フローターサーブに対しての意識が強く
様々な形を使うチームが多いのは男女の差ではないでしょうか。

監督の立場になるとこのフォーメーションをコーディネイトすることに重点を置いている人は
ローテーションによってサーブレシーブの形を変えていたりします。

自分がチームに入ってプレーしていると
案外そのフォーメーションの本当の意味を忘れてしまうことがあると思います。
観る側の人も
する側の人も
少し注目してみるといいかも知れません。
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